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チャコが外へ逃げ出した!

2021年3月某日、物置と化しているピアノが置いてある部屋の窓の網戸が剥がれていた。それもう、ベロンと。
まるでハガキにつけられたシールのような?がれぶりに唖然とした。私は飼い猫のチャコにお昼ご飯を上げようと思い、準備しようとしたところ、チャコの姿が見えなかったので何気なくピアノの部屋に立ち寄ったら冒頭の場面に遭遇する。最初は何も考えられなかった。というよりも「こんなこともあるんだな」と感心したぐらいだ。しかしどこを探してもチャコの姿はなく、鈴の音も聞こえない。もうこの時点で察しはついていた…あいつ、外に逃げたな!?
私はすぐにいつものエサ皿とチャコの好きなおもちゃをそれぞれ持って外に出た。時間は午前11時30分ぐらい。チャコを最後に見かけたのは午前9時30分、つまり最長で2時間も外にいるかもしれない。そうなると家の周りにいる可能性は低いが、それでも「まずは」と思い、声を出して名前を呼ぶ。するとチリンチリンと聞きなれた鈴の音がした。慌ててそちらの方向に行けば、見慣れたキジトラの尻尾が角を曲がる。チャコだ。「よかった」と私は安堵したが、そこからが長かった。
ここでチャコがどんな猫かについて触れておこう。チャコは2歳のキジトラ猫で、おてんば娘だ。遊び好きで、バードウォッチングが大好き。寂しがり屋だが、甘えん坊ではない猫。それがチャコだ。なので捕獲するまで大変苦労した。私が飼い主であるのは分かっているのに、近づいたらすぐに逃げ出す。どうやら怒られるのが嫌なようだが、それよりも外を堪能したいようだった。実際に怖がっている節はなく、それどころか毛づくろいや欠伸をしたぐらいである。家の庭をうろうろするぐらいなら何とかなったが、まさか隣のアパートや一軒家のほうにまで向かうとは思わなかった。どちらも柵があってそれ以上は先にはいけないようになっていたが、それでも鳥の声に惹かれて明後日の方向に歩もうとした時はヒヤヒヤした。家にある小屋に誘い込み、そこでケースに入れなかったらもっと時間がかかっていただろう。まったく、もう。